令和6年2月11日午前、長崎市で車椅子に乗った状態でタクシーに乗車していた90代の高齢女性が、急ブレーキをかけた反動で上半身だけ前に倒れその後容態が急変して死亡したそうです。
車椅子は倒れておらず、当時女性は意識がはっきりしていて大きな外傷もなかったため、そのままタクシーに乗って帰宅。しかし事故からおよそ2時間後に容態が急変して亡くなったということです。 警察は助手席に乗っていた家族の証言や、顔にあざがあったことなどから、女性が急ブレーキのはずみで顔をぶつけたとみていますが死因は捜査中で、車椅子の固定状況やシートベルトの着用状況などとあわせて事故との因果関係を慎重に調べているようです。(「yahoo!ニュース」より一部転載:https://news.yahoo.co.jp/articles/b73fa8544052f4d855bbbb5bc6d905a2b72d646b)
当該タクシーが、介護タクシー車両だったのか、一般タクシーのUD(ユニバーサルデザイン)車両だったのか、記事には記載されておりませんでしたが、いずれにしても、介護タクシー事業者にとっては、衝撃のニュースですね。まだ原因ははっきりしていませんが、ドライバー側の落ち度で無いことを、切に願っています。
このニュースを受けて、私が運営する「全日本介護タクシー事業者会」でも、会員様のグループLINEで、情報交換をしました。リスクマネジメントは、とても重要です。当会でも、今後、リスクマネジメントの研修を企画していきたいと思います。
皆様も、各自今一度、対応を見直していただけたらと思います。